子どもの咬合を考える会で講演させていただきました|学会・セミナー情報|

2019.03.08 Update
名 称子どもの咬合を考える会
開催日2019年2月11日
詳 細

矯正歯科治療という分野の中で、小児矯正と称される咬合育成・咬合誘導といった早期治療は、確実に実績をおさめてきているはずでした。

 しかしながら、数年前にアメリカで認められた論文からことは始まり、2016年、読売新聞に「出っ歯早期治療は不要—専門医学会 永久歯後でも効果同じ−」という非常に偏った記事が出てしまったことは、周知の事実でしょう。

 ずっと我々の間では論議されてきた問題でしたが、こういった内容の記事が出るということは、患者さんに対してきちんと説明を行うことが必須であるということです。

 よりよいエイジングへと導く咬合位のあり方について、顎関節を含めた治療の方向性を基軸に、今一度、早期治療の意義というものについて考え、いくつかの症例をご供覧いただき、その上で我々がどうすべきかを語り合えれば幸甚です。